北朝鮮による拉致の疑いが濃厚な特定失踪者である、林田幸男、水居明の家族は両名が同時に一緒に拉致されたと考えております。
両家は連絡を取り合いながら当時の情報収集や署名活動などを続けております。
林田幸男は昭和10年生まれ、水居明は昭和11年生まれです。
すでに25年以上の時間が経過しています。
二人とも孫を見たことがありません。
二人に孫を見せ抱かせてあげたい、そのためには生きて帰ってくること。
平成26年5月30日の日朝会議によりこれまでになく進展を見せている拉致問題、わたくしたちは大きな期待を持つと同時に、これを最後のチャンスととらえ、政府にも強い態度で交渉に臨んでもらいたいと思っています。
他の拉致被害者や特定失踪者の家族とも積極的に連携させていただこうと思っております。

左 林田幸男 右 水居明